2011年9月24日土曜日

H23/9/24 H20-3

1[カイロウ] 同穴
[偕老]=〈故事〉夫婦の契りが非常にかたく、ともに老い、同じ墓穴に葬られること。
2[リュウジョウ] 虎搏
[竜攘]=《「攘」ははらう、「搏」は打つ意》竜と虎とが戦うように、二人の英雄・勇者が激しく争うさまをいう。
3[ジョウソク] 附耳
[躡足]=〈故事〉他人にわからないように話すために、相手の足をふんで合図をし耳をつけてそっと話す。
4[ドウショウ] 鉄壁
[銅牆](銅の垣根と鉄の壁の意。)守りの堅牢なこと。
5[サイロウ] 当路
[豺狼]=〈故事〉やまいぬとおおかみが通り道にいる。邪悪な大臣が重要な地位にいて、自分かってに権力を振るうことのたとえ。

2011年9月4日日曜日

H23/9/4 H21-1

1.横行[カッポ]
[闊歩]=威張って気ままに歩き回ること。
2.嘔啞[チョウタツ]
[嘲哳]=洗練されておらず、調子の狂った聞きぐるしい乱雑な音のこと。
3.草満[レイゴ]
[ 囹圄]=善政で国がよく治まっていること。囹圄は牢獄のこと。
4.桑田[ソウカイ]
[滄海]=「桑田変じて滄海となる」に同じ。滄海桑田。世の変転のはなはだしいたとえ。
5.筆力[コウテイ]
[扛鼎]=文章の筆力が非常に強いこと。

2011年9月2日金曜日

H23/8/20 H21-1

1[シイ] 素餐
[尸位]=人が形代(カタシロ)となって、仮に神霊の位につくこと。職責を尽くさずにその地位についていることのたとえ。
「尸位素餐」=〈故事〉ある地位についていながら、禄(ロク)ばかりもらって職責を尽くさないこと。
2.ヤロウ[自大]
[夜郎] 〈故事〉世間知らずで、凡俗の中にいていばっている者のたとえ。▽漢の時代に、夜郎国は西南地方の諸民族の中で優勢であったので、自ら大なりと力を誇り、漢の強大さを知らなかったことから。
3[アイマイ] 模糊
[曖昧]
4[ランサイ] 玉折
[蘭摧] 〈故事〉蘭がくだけ、玉が折れる。賢人、または美人が死ぬこと。
5[ザイジ]求遠
[在邇] 〈孟子〉「道在邇而求諸遠,事在易而求諸難」=人のふみ行うべき道は、手近な所にあるのに、人はこれを高遠な所に求めている、しなければいけないことは易しいのに、難しいものと考えている。読みは、「道は近きにありて、これを遠きに求む。事は易きにありて、これを難(かた)きに求む。」。

H23/8/9 H21-2

1.酔歩[マンサン]
[蹣跚]=酒に酔ってふらふら歩くさま。
2.豪華[ケンラン]
[絢爛]
3.鏃礪(ゾクレイ)[カツウ]
[括羽]=学識をみがいて、世に役立つ人材になること。
4.炊金[センギョク]
[饌玉]=〈故事〉黄金をたいて食べ、珠玉を食べものにする。ぜいたくな食事のこと。
5.乾坤[イッテキ]
[一擲]

H23/7/30 H21-2

1[ナンエン]北轍
[南轅]=志と行動が相反するたとえ。
2[シンイン] 縹渺
[神韻]=芸術作品のもつたいそう奥深くすぐれた趣のこと。
3[ハツラン] 反正
[撥乱]=乱れた世をおさめて、正しい世にかえす。
4[チョウコウ]吹膾
[懲羹]=一度失敗したことに懲りて、必要以上に用心深くなりすぎること。
5[シマ]臆測
[揣摩]=物事を自分の心だけでいいかげんに推測すること。

H23/7/23 H23-1

1.造次[テンパイ]
[顛沛]=とっさの場合とつまずき倒れる場合。転じて、わずかのま。
2.結跏[フザ]
[趺坐]
3.延頸[キョショウ]
[挙踵]=人の来訪を待ち望むさま。
4.冠履[トウエキ]
[倒易]=〈故事〉冠とくつの位置がさかさまになる。上下の秩序が乱れること。
5.瑣砕[サイジ]
[細膩]=情のこまやかなこと。

H23/7/12 H23-1

1[ワイシ] 看戯
[矮子]=〈故事〉背たけの低い人が、しばいを見るとき、自分の前にいる人にさえぎられてよく見えないのに、前の人のいうことをそのまま受け入れて批評する。自分の見識や判断力がなく、付和雷同することのたとえ。
2[チュウビュウ] 未雨
[綢繆]=前もって準備をしてわざわいを防ぐこと。
3[シチシ]八舌
[七嘴]=意見の多いこと。
4[サイソウ]応対
[洒掃・灑掃]=日常生活に必要な仕事や作法のこと。
5[タンセキ]裸裎
[袒裼]=はなはだ無礼なこと。

H23/7/4 H21-3

1.豪放[ライラク]
[磊落]
2.桃李[セイケイ]
[成蹊]
3.八面[ロッピ]
[六臂]=あらゆる方面で活躍する手腕・力量のあることのたとえ。
4.苛斂[チュウキュウ]
[誅求]=人民から税金その他をきびしくとりたてること。
5.煮豆[ネンキ]
[燃萁]=兄弟の仲が悪いことのたとえ。

H23/6/21 H21-3

1[ヨウリン] 瓊樹
[瑶林]  玉のように美しい林や木。気品があって、普通の人よりすぐれていることのたとえ。
2[センシャク] 低唱
[浅酌] 少々酒を飲んで小声で歌を口ずさむこと。
3[ケイチョウ] 浮薄
[軽窕、軽佻] 考えが軽薄でうわついていること。
4[リュウジョウ] 虎視
[竜驤] 〈故事〉竜のように天にのぼり、虎のように見つめる。天下をのんでかかる意気のこと
5[キンコン]一番
[緊褌] 褌(ふんどし)をしめなおして、物事にとりくむ。心をひきしめて発奮する。

H23/5/10  H22-1

1.老驥[フクレキ]
[伏櫪] 人が年老いてもなお大きな志をいだくことのたとえ。
2.天歩[カンナン]
[艱難] 時運に恵まれず非常に苦労すること。
3.海市[シンロウ]
[蜃楼] 現実性に乏しい考えや理論。
4.隔靴[ソウヨウ]
[掻痒]  くつをはいたまま、その上から足のかゆいところをかくこと。▽思うようにならずにもどかしいことにたとえる。

5.鶴立[キチョ]
[企佇] 心から待ち望むこと。

H23/5/30  H22-1

1[キンオウ]無欠
[金甌] 〈故事〉少しもきずのない黄金でつくったかめ。外国から侵略されたり侮りをうけたりしたことのない、主権の確立した国家のたとえ。〔南史〕
2[ショウフウ]弄月
[嘯風] 〔国〕風に吹かれ、詩歌を口ずさみながら、月をながめる。自然の風景をめで、風流な気持ちにひたること。
3[ナンコウ]北暢
[南洽] 天子の威光と恩恵が四方八方に広くゆきわたること。
4[オンセイ]定省
[温セイ] セイ=冫+靑。親に孝養を尽くすこと。
5[セキヘキ]非宝
[尺璧] 時間は何よりも貴重であるということ。

H23/5/23 H22-2

1.光風[セイゲツ]
[霽月] 〈故事〉①晴れた日の明るい風と、雨の降ったあとの澄みきった月。②心に何のわだかまりもなく、すがすがしいことのたとえ。
2.車載[トリョウ]
[斗量] 〈故事〉運ぶのに車にのせて運ばなければならず、また、はかるのに一斗入りの大きなますではからなければならない。分量が非常にたくさんあること。〔三国志〕
3.衣錦[ショウケイ]
[尚絅] 〈故事〉きれいな錦(ニシキ)の衣服を着て、その上に薄いひとえものをきる。才能などを表に出さないことのたとえ。▽「尚」は、上。〔中庸〕
4.右顧[サベン]
[左眄] 〈故事〉右を見たり、左を見たりする。周囲の動きを気にして決断を下さないこと。〈類義語〉左顧右眄(サコウベン)
5.繁文[ジョクレイ]
[縟礼] ①こまごまとしていて煩わしい飾りと、細かすぎて役にたたない礼式。形だけで、必要のない礼法のこと。虚礼。②手続きなどがこまごましていて形式的でめんどうなこと。

H23/5/17 H22-2

1[ハラ] 剔抉
[爬羅]  かくれた人材を広くさがしもとめて用いること。
2[ランウ] 充数
[濫竿] 無能の者が才能のあるよう見せかけること。
竿は正しくは竹+于(干ではない)。
3[シップウ] 沐雨
[櫛風]  目的を達成するために、非常に苦労すること。
4[ヨクイ]明珠
[ヨク苡] 無実の嫌疑をかけられること。
※ヨクは、くさかんむり+意。
5[イヘン] 三絶
[韋編] 読書や学問に熱心なたとえ。

H23/5/8 H22-3

1.八面[レイロウ]
[玲瓏]どんな人とも円満に交際すること。
2.春風[タイトウ]
[駘蕩]何事もなく平穏なさま。
3.被髪[エイカン]
[纓冠]非常に急ぐさま。
4.宵衣[カンショク]
[カン食]天子が政に励むこと。
※カンは日へんに干
5.肩摩[コクゲキ]
[轂撃]往来のこみあうさま。

H23/5/1 H22-3

1 [カイロウ]同穴   
   [偕老] 夫婦が仲むつまじい。
2 [
エンブ]修文

  [偃武] 世の中が平和である。
3 [
セイセツ]不食

  [井渫] 賢者が登用されない。
4 [
キシ]鮮明

  [旗幟] 主張がはっきりしている。
5 [
メイキ]鏤骨

  [銘肌] 心にきざみ忘れない。